長倉山寳性寺(ながくらさんほうしょうじ)

仏像・仏具

仏像

倉田文作博士調査

大日如来坐像 木造 一躯
本寺本尊 智拳印金金剛界大日像 製作江戸中期
如意輪観音坐像 木造 一躯
頭部に鼠害あり、垂髻低目、玉目嵌入、作風に稚拙な地方作風が認められる。その造像の風は中々古式で、製作は鎌倉~室町の間か、この頃の一木彫成像の一例と認められる。座高中一部は古きものを存するが大部は江戸補作。
阿彌陀如来坐像 木造 一躯
製作 室町末期~江戸初期
馬頭観世音像 木造 一躯
製作 江戸時代、野仏師作例中では、作風の巧みなもの
不動明王像 木造 一躯
製作 江戸中期、地方作
観世音立像 木造 一躯
製作 江戸後期、江戸時代に多く作られた中国明式の水月観音、楊柳観音の類に属す、但し全くの地方作なり
如意輪観音坐像 石造 一躯
垂髻の形式、面相等は中々に古風が認められるが、かくやつれては年代不詳、台座の形制よりすると桃山時代頃の製作も想像される。 この石像は昭和50年7月調査時失われている

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佛具

大般若経 六百巻

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梵鐘一基

鐘楼堂 一宇
昭和41年9月予算183万円を以て檀徒中より募金によって再建
一金六拾弐万円 鐘楼費
一金七拾五万円 梵鐘費
一金四拾六万円 普山式、建築祝
梵鐘は寛政5年宿内寄進のものは大東亜戦時金属供出となった。
半鐘一基


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